甦る舟木一夫青春映画

テレビの正月特番は全く面白くない。久しぶりに舟木一夫の青春映画を二十数本観た。淡い昭和の青春が自身の青春とリンクして甦る。日活作品の中には若き日の倉本聰さん脚本も何本かある。学園広場が最初で、北国の旅情は面白い。中でも舟木一夫渾身の作品である、絶唱、夕笛、その人は昔などは、流石に芸術祭参加作品だけに見応えがある。最近の日本映画より格調高い。単なる人気歌手の映画でなく、俳優舟木一夫の作品である。それは北国の街からだろう?あの映画から俳優舟木一夫の映画となる。とにかくノスタルジアだけでなく、舟木作品はすばらしい。今夜は永訣を観る。緒形拳さんと共演している大作である。